あなたが英語ができない5つの理由 カテゴリ: 英語学習全般


 

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3、他人の英語を評価、批判する。

 

海外のサイトのコメント欄を見ていると
「文法ナチ」と呼ばれる他人の文法の間違いを攻撃する
人たちがいます。いるにはいますがかなりの少数です。


この広い世界の人口の割合からすると本当に少数、
かつほぼネット上のみでの行為なので、
現実世界で出会う事はほぼないと思います。

 

ただひるがえって、日本人はどうして他人の、特に自国民同士の
英語の批判をしあうのでしょうか?

 

発音がどうだ、文法がどうだ、と
他人の批判をよくしています。

 

ネット上だけでなく、実際の場でもやり合っている
場面を何度も見てきました。

 

僕自身英語で話しているところを
動画サイトにアップしたりすると

 

「あなたの発音は完璧ではない」

 

「その程度の英語では相手にストレスを与えているに違いない」

 

といった書き込みを受けた事があります。

 

これはサッカー日本代表の本田圭祐の動画です。

 

 

ここのコメント欄で、一体何人の日本人が
彼の功績をほめているでしょうか?
彼の成し遂げた事にどのくらいの人が目を向けられているでしょうか?

 

これは彼のこれまでのサッカー人生の軌跡が結実した

すばらしい瞬間を撮ったもの、なはずです。

 

タイトルが英語力チェックとなってるからだと言う指摘は当てはまりません。
元動画のコメント欄も同じだからです。

 

発音がどう、スピーキングがどう
英検でいうと何級レベル、
といった発言を見ていると、悲しさで言葉を失います。

 

 

第二言語習得研究家の方に話を伺うと
この心理はほぼ「劣等感」と「コンプレックスの克己」
という要素から来ているそうです。

 

 

つまりどこか自分自身と重なる部分があり、
それをはねのけようとする心理がそうさせるのだそうです。


または、自分が努力してそれを克服しようとしている人に
とっては自分より低いレベルの人が許せない、という
自分への厳しさが他人に伝播してしまう現象も見逃せない心理要素だそうです。

 

 

その人自身がまだ低いレベルにいることの現れなのです。

 

 

英語のネイティブスピーカーは断言できますが
面と向かって英語力を馬鹿にしたり、発音に言及したり、
文法の間違いを直す、というようなことは決してしません。

 


面と向かってはしないからといって影で言うとうわけではありません。
ただ、あの人の発音はちょっとわかりにくい、というようなことを
会話の中で言うような事は稀にありますが、
それもそもそも理解をしようとしているけど誤解をしたくない
という前向きな心理から来ている事。


馬鹿にしたり、自分と比べたり、英語力を測定する
というような事は絶対にしません。

 

他人の英語を批判している人は成長しません。

 

なぜか?

 

他人を批判し、評価することは全て自分に帰ってくるからです。

 


自分自身も間違えられない、自分自身もそれ相応の英語を話さないと
いけなくなるからです。

 

その心理が様々なねじれを生み、ネット上で誰かの間違いを批判したり
否定的なコメントを書いたりという事につながり、
結果として自分を追い込むわけです。

 

 

もうそうなってしまっては英語という
コミュニケーションツールは機能していないに等しい。

 

自分を肯定するために他人を攻撃するツールです。

 

「英語ができるようになりたい」あなたは
どうか他人の英語に言及する事は避けてください。
比べるものではありません。

 

 

そして

 

批判する権利などそもそも誰にもない

 

ことを理解してください。

 

皆が分かち合い、理解し合い、そして心と心を繋いでいく
それが英語の世界です。

 

他人の英語は自分の鏡です。
もし批判したくなったら、どうしてなのか考えてみませんか?

 

批判してどうなるのだろうか?


誰が一体得をし、そして自分が何を失ってしまうのか?

 


それを考えれば、間違いも許し合える英語の
世界のほうがどれだけ開放的でそして成長できるか
すぐにわかると思います。

 

 

他人への寛容さはあなたの英語力を何よりも表すものです。

 

 

※慶応大学の日向清人さんの猪瀬知事に対する

英語間違いの指摘が一時期話題になりました。

 


これは僕がここで言う他人の批判とは

質を異にするものですので明言しておきます。

 


これは東京を代表する公人が世界に発する

英語としてはもう少しチェック体制を


整えてからにしてもいいのではないかという提言であると僕は捉えています。

 

猪瀬都知事の英語tweetに対する日向清人氏の論評

 

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