ワイリンガルインタビュー第7回「英語学習者/中山安子さん」
カテゴリ: インタビュー

もともとは僕が共同開催をした国際交流イベントに参加してくれたのをきっかけに、
知り合った安子さん。
いつも明るく、そしてなにより行動的。
行きたいと思ったら行っちゃうし、やりたいことは即行動。
それが僕の安子さんに対するイメージです。
70歳で英語学習を始め、そこから8年経った今年2014年、
ついに念願だった海外留学を実現しました。
安子さんの英語への関わり方、学び方、そして行動の仕方は僕たち英語を学ぶ全ての人に
勇気と新しい考え方を与えてくれる、そう僕は信じてやみません。
今回は留学から帰国直後の安子さんにお会いし、インタビューをさせてもらいました。
思い立ったらすぐ行動、そして何事も前向きで決して諦めない(たまに諦めかけることも…?)、
そんな素敵な78歳、安子さんのインタビューです。
70歳からの英語スタート。きっかけはボケ防止!?
セ:今日はどうぞよろしくお願いします。
早速ですが、やすこさんの英語を始めようと思ったきっかけってなんだったんですか?
安子さん(以降:安):70歳のとき、つまり8年前になります。
ぼけたくない、という思いがあって始めたのがきっかけです。
ボケ防止ですね(笑)
昔は洋裁、和裁いろいろやってましたが、疲れちゃうんですよね。
今は既製品でもいろいろ手に入りますしね。
元々英語は得意だったわけではないんですが、
自分で何なら長続きするかなあと思って、英語を選んだんです。
なかなか上達しませんが、不思議とやめようと思わないんですよね。
普通これだけやって、こんなに上達しなければとっくにやめてますよね(笑)
セ:単純に楽しいですか?どの辺りに楽しさを感じますか?
安:英語を学ぶ事で広がる人の輪に非常に魅力を感じているというのは
あるかもしれませんね。
お友達ができたり、レッスンの後にお友達でカフェにいったりね。
同じ趣味を持った人は人の悪口を一切言わないんですよ。
そういう雰囲気が好きですね。
一番最初に一緒にレッスンになったお友達とは今も一緒にいますよ。
フェイスブックやLINEで交流しています。
セ:安子さん自身はこれまでどういう風に英語に触れてきたんでしょうか?
安:英会話スクールにはずっと通ってるんですよ。
決まった曜日にレッスンがあるので前の日に、本を開いて予習するんです。
横着なので(笑)
あとはコミュニケーションが好きなので、いろいろなところへ出向いて
英語で話す機会を作っていますね。
セ:今回の4週間のカナダ留学は大きな決断だったと思います。
どういうきっかけで決めたんでしょうか?」
安:東進ハイスクールの林先生の言葉があるでしょ、
「いつやるの?」「今でしょ。」
これを聞いて決めたんです(笑)
セ:え(笑)そうなんですか?」
安:ええ(笑)
元々今年の2月くらい(2014年)からなんとなく考えてたんです、
行きたいなあと。
自分の性格として一度口にしたらやってしまわないと
気が済まなくなるんです。
どんな約束でも一度言ったら実行しないと気が済まないんです。
お友達とお食事に行った時、留学を考えてることを言ってみたんです。
そしたら、その後行きたくてしょうがなくなってきてしまって。
それで、翌月留学斡旋会社を訪ねたんです。
そこで治安のよいところとしてカナダのトロントを勧められたんです。
期間としては、年齢的な面と健康面を考えて、飲んでいる薬のこともありますし、
2ヶ月にしようと自分で決めました。
自分で勝手に決めた後、娘に報告したんです。
誰にも相談せずに一人で決めたんですけど、娘も反対なんかはせず、
じゃあ私たちも行く!って言い出して(笑)
セ:素敵な家族ですね(笑)

留学前日、都内にて撮影(左:セレン、右:中山安子さん)
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