英検1級2次試験に一発合格した方法 カテゴリ: スピーキング, 英語試験対策
タグ: , ,


 

 

英検1級を初受験!結果は?

英検1級の1次試験に無事受かって、さあ2次試験、いわゆるスピーキングの試験が別日

で待っているわけです。

今回、私はB日程という日程だったので1次試験の10月7

日から5週間も空いてた。

(空きすぎじゃないかと思うんだけどこういうもんなんですね…)

 

2次試験とはどういうものか?かこちらを参照

 

で、まず肝心の結果から言うと

 

 

653点で合格していました。

まあ、大してよくもないのですが…

 

 

でも面接が終わって部屋を出る時に、落ちることはないな、とは思っていました。

初受験なのでなんとなく…ですが。

 

 

今回の英検1級、1次も合わせると結果はこんな感じでした。

1次に関してはライティング以外は過去問を解く、アプリで単語を強化する、

くらいしかやってなかったのですが、リーディング、リスニングが低いですね…

過去問では9割以上正解できていたので安心していたらこのザマです…

 

まあ、それでも多くの方が迷われたり、苦手とされる2次試験において

初受験でも危なげなくクリアする、方法を見つけたなと感じたので

今回はそちらを共有したいと思い記事にした、という感じです。

 

試験当日の流れと本番のスピーチ内容

 

まずは初受験をした感想や当日の状況など。

2時に集合と書かれていたので30分前に、と思って1時半に

着いたらその時点で結構みんな来てて、結果1時間くらい待たされました。

 

待ってる間はみなさん対策本を読んだり、ブツブツ暗唱したりしていました。

私はというと一つ大誤算があって、今回対策した内容はすべてGoogle Docに落とし込んでいて

スマホで直前までおさらいでもしようかなとおもっていたら、なんと

 

携帯電話は袋に入れて封をして使用不可

 

になるんです。全く知らなくて面接の直前1時間でやることが全く

無くなってしまいました(笑)

これ先教えといてよーと思いましたが、大事だなと思ったので

書いておきます。

 

結構待たされてようやく呼ばれると、さらに別の個室の前で待たされること15分、

部屋に入れと促されます。

 

部屋に入るとネイティブと日本人の面接官がいます。

最初に点数には含まれない日常会話から。

“Tell us about yourself. “

と言われたので、今の仕事のことなどを一通り話すと

ネイティブの面接官がむちゃくちゃ面白そうなことしてるね、

と言ってくれたので、今度一緒になにかやりましょうと言ったら

笑ってくれました(笑)

 

 

で、その後は2分間のスピーチ。

お題が5個書かれたカードが出てきます。その中から一つ選んで

1分間準備をして2分間話すというフォーマット。

この辺が受けるまで分からなかったんですが、お題のカードは

手元に置いてお題は見ながら話せます。カードは取り上げられるものだと

思ってお題も暗記しないといけないのかと思ってたら違いました。

チラチラ見ながら話せました。

スピーチの間は面接官の方もフンフンと頷きながら聞いてくれたので

スピーチというよりは会話してるような感じで話したつもりです。

 

 

で、その後に質疑応答。

今回選んだお題は

“Is serious journalism becoming a thing of the past?”

でした。

 

こちら実際に話したスピーチです。試験が終わってからすぐ仕事だったんですが

数時間空いてから忘れないうちにほぼ一言一句実際に話したことを再現

(あー、とかうーとかのポーズも)してるので、ほぼこれを本番で言ったと思って

いただいていいと思います。

653点の参考にしていただければと思い公開いたします。

 

狭い部屋でこっそり録音したのでちょっとヒソヒソ話す感じになっているのと

一番最後がa thing of the past と言ったつもりが a past of a thing と言ってますね(笑)

本番はお題を最後に見ながら言ったので間違えていないはずです。

 

 

2分ジャストはなんとなく体感で感じながら話していたのと、タイムキーパーの人がストップウォッチを押しそうな

瞬間が近づいているのが視界に入っていたので、ほぼジャスト2分で本番も終えました。

one of the bad things とかは言いながらも、もうチョイましな表現ないのか…と思いながらも

流れで言ってしまってました。

 

一応、詳細を見るとこういう評価になっているようです。

 

 

その後は質疑応答。

「日本はバランスのとれた報道はできているか?」

In my opinion, there are few media outlets which we can rely on in Japan.

と始めて、海外に比べて報道の自由は低いという評価を国際的に受けている、

という話をしました。

 

日本人の面接官からは

「じゃあ日本は報道に於いて今後どうしたらいいか?」

と聞かれ

The first thing we can do is to raise awareness of the importance of journalism in society as a whole.

報道の重要性の意識そのものを社会全体で上げることから始めるべきだ、という話から

報道の透明性を上げる試みを通じて、質の良い報道が行われる土壌を作るべきだ、という

話をしました。

 

その後ネイティブから「フェイクニュースについて何かメディアができることはあるか?」

という質問が来て、ああ、このトピックってフェイクニュースについて言及すべき

トピックだったのか、とその時気づきました。フェイクニュースが蔓延しているけれど、

しっかりした報道がなければ国民は正しい情報を得られない、からserious journalism は

今も必要だという主張をするとよかったのかな、と思ったり。

 

フェイクニュースに関しては報道メディアよりもソーシャルメディアのプラットフォームにおける

レギュレーションの方が大きく作用していると思うので、まずはSNSなどで規制やより統制の

取れたプラットフォームを構築する必要があるのではないか、という話をしました。

 

全体的に話している時もうんうんと頷いたりしてくれる面接官だったので

話しやすかった印象です。

 

話し終わったらそこで終了。

“Have a nice day!”

と言われたので

“Thank you! You too.”

と言って退室。

 

これがざっくり当日の流れです。

 

>次ページ

英検一級2次対策として行ったこと「まとめ」