TOEICスコアアップのために必要なたった一つのこと
カテゴリ: 英語試験対策
5、成長の伸びしろの宝庫「自分の間違い」をスコアアップに直結させる方法
— セレン@英語キュレーター (@cellen0) December 15, 2017
6、パート7を解ききるために必要な3つのスキル
7、サプリを主食にするべからず。「金フレ」の効果的な使い方
8、勉強嫌いのためのTOEIC学習法
時間の許す限り書いていこうと思います。
この間、こういうツイートをしました。
僕自身も大変苦労した部分ばかりですし、
また色々な情報を探し求め本を読んだりネットで調べたり
したのですが、納得いくものが見つからなかった部分でもあります。
僕自身の経験は、なるべくその鮮度が高いうちに記事に残して
おこうと思います。
きっと多くのTOEICのスコアアップの記事を読む方は
スコアがどうすれば上がるのかを知りたい、
自分に何が足りないのか、何をすべきなのかを探し求めているのだと
思います。
沢山のセミナーに出たり、沢山参考書や本を買ったり、
お金や時間を使っている人も多いと思います。
今日は、いろんな記事を読んだり、本を買ったり、もいいけれど
その前に「たった一つの必要な事をしてますか?」
というお話をしたいと思います。
スコアアップのために必要なたった一つのこととは?
ズバリ、それは
自分自身で行動し、答えを常に探しているか?
という事です。
逆にいうとこれがない状態でどれだけ本を買い込んでも、
どれだけ有益な情報を得ても、どれだけ高額なセミナーに出ても
スコアが上がることはほぼないのではないでしょうか。
僕は冒頭であげた記事を時間が許す限り書いていきます。
可能な限り、伝えられることは伝えようと思います。
その前にしっかり言っておきたかったのは
僕が記事を書くことでできることは自分の経験から
伝えられる事を伝えるところまでで、みなさんのスコアを
最後まで管理することはできない、ということ。
これまで多くの学習者の方と接してきました。
悩みをもった方、勉強する時間のない方、切羽詰まった方、などなど。
でもスコアが上がる人とそうでない人を見てみると、
上がる人は必ずしも条件的に有利な方ばかりではないことが統計的に見えてきます。
仕事が忙しく時間がない、子育て&時短勤務で勉強ができない、年齢的にそもそも小さな文字が見づらい、
などなど不利な条件を抱えながらも目標を達成されてきた方にも多く出会ってきました。
結局のところ、何が差を生むのか、の答えの一つは
自分自身で行動し、答えを常に探しているか?
なのだと思います。
誰かに相談するのは簡単です、誰かに教えてもらうことも簡単でしょう。
リスニングの設問先読みのテクニックなんかどこにでも書いてますし、
覚えるべき単語なんかも情報としては手に入ります。
パート5のコツからパート7の解き方まで、色々なところに書かれていますよね。
大事なことは
その情報を得た上で行動しているか?
またその過程でトライ&エラーを繰り返し、自分自身で納得いく答えを探しているか
なのだと思います。
もしこれを読まれている方の中でなかなかスコアが上がらない、という
方がいれば「自ら動き、常に答えを探し求めているか?」というのを問うてみてください。
誰かが教えてくれるんじゃないか?どこかに答え(ヒントではなく答え)が書いてるんじゃないか?
どこかでそう信じてはいないか、問うてみてください。
「やる気はやるから起こる」
僕がこれまで何度も引用してきた脳研究者の池谷裕二さんの言葉です。
この文脈で「やる」というのは
解き方に納得のいくだけの問題数を解き、
正解できるために必要なスキルと知識を得られるまで復習し、
復習の中で学んだことを次に活かせるように運用力を高める
ということだと思います。
これをまずはちゃんと実直にやっていくか、が差を生んでいるのだと思います。
しっかり自らの行動に移すために必要なポイント
1、やる気がでなかったら模試を解く
はー、来月テストかぁ…
やらなきゃいけないのにやる気がでないなあ…
なんてよくあると思います。
はっきり言って試験嫌いの僕なんかその気持ちと毎秒戦ってやってきました。
そんな時は無理やりでも模試を解く、という風にしていました。
結局「危機感」のなさがそうさせてるんだいうところに僕は行きつきました。
なんとかなるだろう、という思いがあるから甘えてしまう。
一回模試をやってみると「なんとかはならない」、ということがよくわかります。
練習でできないことが本番でできるわけがない。
と心に改めて刻み、自らを鼓舞する。
現実を知って、スタートを切るというのは大事かもしれません。
やるぞ、と決めたら何も考えずにスタートする。
本を開いて、解答用紙を用意したらそのままとにかく始めてみる。
コツもヒントもなにもなくて、ごちゃごちゃ考える前にやってみる。
これをひたすら続けられるかどうか。
とてもシンプルなことです。
2、習慣化する
言うのは簡単。でもほとんどの人ができない、それが習慣化。
一回決めたら死んでもやり抜く、僕は自分で言うのもなんですがそういうタイプです。
でも、いつもやる気満々で毎日楽しくてそうできているのか、と言うとちょっと違う。
しんどいなという時もあるし、今日はやらなくてもいいかって思う日もありますし、
なんならほんとに休んでしまう日もたまにはあります。
満点を取るまでの学習記録はここに載せていますが、
僕がまずTOEIC学習で始めてみたのが
アルクの毎日トレーニングでした。
無料で毎日違う問題が出て、かつ数分で終わるので毎日まずはこれをやる、
というのを決めてやってみました。
何か月かやると全問題終わったのか問題が重複してきたのでやめましたが、
もうその頃にはすっかり学習が習慣化できていたので、とても感謝しています。
習慣化の最大の目的は
モチベーションを凌駕する
ということです。
やる気があるからやる、やる気がないからやらない、では結果はでない。
様々なジャンルの多くの人を見てきて早くにこの結論には達していたので、
とにかく僕は英語を始めたときからこのモチベーションをいかに凌駕していくか、
をテーマにやってきましたが、結局のところは
短い簡単なタスクを毎日やりきる
という手垢のついたような結論でした。
誰でも知ってるし、誰もが言うこと、でした。
でもやってる人が少ない。
やってる人が少ないってことはやるだけで「少ない側の人」になれる。
やるしかないでしょう。
3、楽しむ
何が楽しいかは人それぞれなので、こういうことをしましょう、とは僕は言いません。
みなさんにとって何が楽しいのか、何にワクワクするのか、何が欲しいのか、
何があったら満足するのか、結局何がしたかったのか、何を求めているのか、
とことん自問するといいと思います。
これかな?と思うものが見つかったらとことんやってみる。
ん?違うかなと思ったらやめてみる。
やっぱりこれだと思ったら突き進んでみる。
このアクション自体が最も大事なことでその中で
自分自身でこれだと感じるものを見つけていくことが一番大事なことなんだと思います。
何をすべきか、の選択肢は沢山あります。
でもあなたが何をすべきか、の答えは「あなた自身」しか知りません。
スコアを上げる、というのは結局のところ自分で分析し、反省し、
そしてできるようにしていくしかありません。
色々なところで答えを探し回って、最終的には自分の中で見つかる、
それが一番大事なのではないかと思います。
色々なところで色々な言葉に出会うと思います。
それも人それぞれ違うもの。
僕は満点を目指す時に心に刻んでいた言葉がいくつかあるんですが、
よく思い出していたのはどこかの本で読んだテッド寺倉さんの
「1年も勉強して満点いかないなんておかしい」(正確かどうかは自信ありませんが…)
という言葉でした。
その言葉のおかげで、今自分がやっていることは結果につながっているか?
自分の弱点を見極め、常に改善と改良が意識的にできているか?
手段が目的化していないか?同じ間違いをしていないか?
今本当にすべきことはなんなのか、またすべきでないことはなにか。
などなど、自分と常に対話しながら結果に向き合うことができたのではないかと思っています。
みなさんの胸の中にはどんな言葉があるでしょうか?
大切な言葉を胸に、強い思いを胸に
ぜひ自分の足で道を進み、自らの手で未来を拓いていってください。
そのためのヒントになるようなお手伝いは可能な限りさせて
いただきたいと思っています。