全てのPart7が解き終わらない人へ カテゴリ: リーディング, 英語試験対策


 

 

脳内サマライズトレーニングをやってみよう

 

次にサマライズトレーニングに慣れてきたら「脳内サマライズトレーニング」をやってみてください。

 

やり方は基本サマライズトレーニングと同じなのですが、メモを実際には取らず

頭の中でメモを取るように覚えていくトレーニングで負荷は高いですが、本番で行う

事に近づいてくるので効果は高いと思います。

 

脳内サマライズトレーニング

やり方フローその1

パート7の問題を用意します(慣れれば慣れるほど長いもの、記事問題など難易度の高いものでやってみてください)。

僕は新TOEIC TEST 読解特急 5 ダブルパッセージ編を使って最初のうちはひたすらトレーニングしてました。

慣れてきたらHackers (難易度の高い韓国の問題集)やTOEICから離れて Newsela なども使ってました。

実際にはメモを取らずに頭の中でメモを取るように記憶しながら読みます。

時間は慣れるまでは無制限でいいと思います。より負荷をかけたい方はマイナスカウントではなく

何分かかるか、タイマーで時間を計りながら解くだけでもタイムプレッシャーがかかり負荷は高まるので

やってみてください。

 

やり方フローその2

本文に戻らず記憶だけを頼りに設問を解きます。

 

やり方フローその3

記憶だけでは解けなかった問題を本文に戻って解きます。

 

以上です。

サマライズトレーニングの恩恵の一つに「読めない箇所が嫌というほどはっきりする」ということがあります。

そこは後で意味を調べ、理解をし、声に出して読んだり暗唱したりして体に叩き込んでいきます。

 

もう一つのトレーニングが「反復リーディングトレーニング」です。

妥協なき反復を乗り越えられるか、「反復リーディングトレーニング」

 

これは読む力から解く力までパート7で問われる総合的な力を養うサマライズトレーニングとは違って

リテンション能力と読む速度を上げることにフォーカスしたトレーニングです。

 

精読して意味をしっかり調べた英文をほとんどの方がそのままにして次に行ってしまいます。

短期間で読む力、速度、リテンション能力を爆発的に上げたければ「同じものを徹底的に読む」ことが

とても大事になってきます。

 

時間がいくらでもあって、何年間もかけられるというかたは正攻法で幅広いものを沢山読み、

そしてじっくり読む、つまり精読×多読で力をしっかりつけていけばいいと思うのですが

多くの方(僕もそうですが)はそんな時間はないはずです。

TOEICの学習を集中的にしていた時、僕にはほとんど机に座って学習する時間は

ありませんでした。移動中、スキマ時間がほぼすべてでした。

効果的に、かつ効率的に力を上げる必要があった僕が行ったトレーニングは反復リーディングです。

 

具体的なトレーニング法その2 「反復リーディング」

やり方フローその1

完全に隅から隅まで意味を調べたパート7(スコアのまだ低い方はパート6も使えます)

を用意します。

 

まずは自分がしっかり理解できる速度で読み、その時間を計測します。

ワード数が載っている本だと WPM(1分間に読める単語の数)が計算できるので計っておくといいかもしれません。

WPMは語数÷本文を読むのにかかった秒×60で計算できます。

やさしい文書で180~200、難しい文書で140~160くらいあれば読む速度としては僕は

充分だと思っています。(※これはあくまで個人的な意見です。)

最低そのくらいの速度で読めれば、後は1度読んで解答に迷わなければリーディングパート

は充分に解き終わります。

 

やり方フローその2

初回、普通に読んだ秒数から次はシングルパッセージ及びパート6で-3秒、

ダブルパッセージ、トリプルパッセージで-10秒を目標に同じ文書をもう一度読みます。

感覚的には初めて読むような感覚、で読んでみてください。

ただ早くするのではなく、意味理解を落とさずに初回と同じ理解度のまま、

秒数を早くすることに意識を集中して読んでみてください。

 

同じ理解度のまま早く読むためのヒント

1、目を左から右へ、流れるように動かす(いきなりはできないので要練習)

2、1語1語を早く読む、ではなくチャンク(意味の塊)で捉える意識を持つ

Should you have any questions/, please let me know./

こういう文だと2つの塊としてパッパッと理解していくイメージ。

3、声に出さすに読む(脳内の音声化もなるべく抑える)

 

 

やり方フローその3

そこからさらに同じ文書を-3秒、-10秒で読む。

(意味理解を落とさないように常に気を付ける)

 

やり方フローその4

もうこれ以上早く読めない、という秒数まで行ったら、今度は

可能な限り遅く、読んでみます。

スロー再生をしているように、とことんゆっくり読んでみます。

 

やり方フローその5

最後の仕上げに、フロー1と同じように何も意識せずに意味理解だけにフォーカスし

はじめて読むように普通の速度で読んでみてください。

 

そうすると、驚くべきことに最後に特に急がずに読んだ速度は、可能な限り早く読んだ

速度とほとんど変わらないことがわかると思います。

(全員ではないですが、50名ほどで試したらほぼ全員がそうなっていました)

 

この反復リーディングのトレーニングをパート7の文書に対し何十個か行っていくと

どこかのタイミングで「読んだ内容を頭の中に意識すれば残しておける感覚」を得られると思います。

 

もちろん、その方のスコアや語彙数によって違うとは思いますが、継続的に

負荷をかけることで何かしらの影響はでてくると思います。

 

もちろん、これはあくまで1例です。

100%の効果を保証するものではありませんので、そこはご理解ください。

 

ただ、はっきり言えるのはTOEICというテストが苦手だった僕が結果として

満点を取れたことは事実です。

 

その他のあまりオススメしない高地トレーニング

 

僕自身は他にも色々負荷を高める目的で行ってきました。

あまり、オススメしないトレーニングとしては

「複数同時に解く練習」「時間差トレーニング」などをやってみました。

 

復習同時に解く練習、というのは文書を先に2つ分読んで

本文に戻らずに答えていくという練習。記憶しておかないといけない量が増え、

また覚えておかないといけない時間も長くなるので負荷は高いですが、

本番の試験でそんなやり方をすることはないとは思うので

まあ物好きな方はやってみてください(笑)

 

時間差トレーニング、というのは簡単です。寝る前にパート7の文書を読んで、

起きたらすぐに設問を解く、というやり方。会議に向かう途中うで先に文書だけ読んでおき、

終わったら帰りのエレベーターの中で設問を解く、というようなこともやってました。

まあこれは時間がないので苦肉の策で生まれた方法ではありますが。

 

This is where the magic happens.

 

結局のところ、全体が読めて細部が理解できていないと設問にしっかり答えることはできないのだと思います。

つまり一文ずつ正確に読め、内容が理解でき、情報を整理し、文脈と展開を理解し、

選択肢の中から合うもの合わないものを処理していくスキルがいる。

 

今日は話題の便宜上TOEICの問題を使うことをベースにお話しましたが

併せて日常的に読みたいものを読む、という事を忘れないようにしてください。

試験のためにだけ読んでいると色々な弊害が出ることがあります。

 

よくわからないものを、よくわからないまま読み、よくわからないことに答える。

こんなことを繰り返していても何も成長しないはずです。

 

TOEICのスコアアップの為の栄養源はTOEICの問題集以外にもたくさん転がっています。

 

よく実際のビジネス文書や海外のサイトなどの文章のなかに

「TOEICらしい文章が出ている!さすがTOEICはリアルな英語の試験だ」

というようなことを言っている人がいますが、完全に逆です。

 

リアルな英語が先にあって、それが試験の中でシミュレートされているだけであって、

TOEICっぽいことが現実に起こっているのではない。

 

現実によくある英文が試験の中で使われている、というだけの話。

 

 

TOEICの文書が読めること、TOEICのリーディングセクションで高いスコアを

取れることで、英語を読む力そもそもの力は伸びるのか?

というような議論をよく目にしますが、個人的には「ある部分においては伸びる」

と実感しています。

 

 

この間、ツイートした言葉です。

 

言語を学ぶ魔法の手段はありません。

でも、言語自体は魔法です。

 

素敵な言葉ですよね。

 

英語が正しく読めるようになって損することなどありません。

正しく読めるようになって処理速度が落ちることなどありえません。

 

スコアアップがしたい、早く読めるようになりたい、TOEICを卒業して次に行きたい、

いろいろな思いの人がいるかと思います。

 

それぞれの夢や思いを叶えるためのステップとしてご自身で

必要だと思ったことは、とことんやってみると良いと思います。

 

本気でやってみるとなんでも楽しくなってきますよ。

ぜひ諦めず、前進していきましょう。

 

今日見えない景色が、明日は見えているかもしれません。

英語という魔法を通じて。